- 安全方針
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「安全は輸送業務の最大の使命」であり安全の確保が事業の根幹であることを、社員一人一人が深く認識し、大切なお客様に「安全・正確・快適なバス輸送」をご提供するという強いプロ意識の下、法令遵守を徹底し、社員一丸となって、社会にとって有益なバス会社を目指します。
- フットバスの三大チェック
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徹底した安全への教育チェック
旅客バスの運転士に求められる基本動作の順守徹底を図るとともに、運行管理者が定期的に各運転士に対する添乗市指導を実施することにより、規定作業の徹底がなされているか確認しています。
【2025年重大事故撲滅の徹底】
- 1. 交差点・横断歩道における歩行者・自転車事故ゼロの徹底
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- ①交差点手前での「一時減速・確認」の徹底
- ②交差点危険予知訓練の実施(年2回)
- ③横断歩道通過前の「歩行者確認」の徹底
- ④夜間・雨天時の前照灯早期点灯ルールの再教育
【目的】高齢者や子供など弱者保護の徹底。市街地や住宅地に多いヒヤリハットの撲滅。
- 2. 健康起因事故・居眠り運転ゼロの徹底
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- ①新任乗務員に対するSAS(睡眠時無呼吸症候群の検査)の実施
- ②点呼時の顔色・反応・発話の確認強化
- ③睡眠不足自己申告制度の運用・奨励
- ④交代勤務・拘束時間の適正化と見直し
- ⑤メンタル不調への早期対応窓口の設置
【目的】健康異常による重大事故(脳・心疾患等)を未然に防止。乗務員の身体・精神の両面に着目。
- 3. 車両後方確認不足による接触事故ゼロの徹底
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- ① 側方ミラー/モニターの清掃チェック義務化(終業点検に含む)
- ② バス停出発時における3点確認(目視・ミラー・モニター)の指導強化
- ③ 後退時の車内モニターアラート音の活用と点検確認
- ④ 実地訓練(バス停・車庫内における後退操作)を新人・中堅層へ実施
【目的】バス停出発時・後退時などにおける「死角確認漏れ」による接触事故防止。
- 4. 悪天候時の速度超過・スリップ事故ゼロの徹底
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- ① 悪天候時の速度管理基準(減速目安)の社内再確認と教育
- ② 気象警報・道路情報のリアルタイム共有体制(運行管理者⇔乗務員)構築
- ③ 滑りやすい路面でのブレーキング訓練
- ④ 危険が予測される路線・時刻便の計画的な減便・運休判断基準の明文化
【目的】雨天・積雪・濃霧・強風などによる路面状況悪化や視界不良に伴う事故の未然防止。
【自動車事故に関する統計】
・2024年度事故件数
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- 対人事故件数 0件 達成
- 対物事故件数 0件 達成
- 車両故障件数 1件 未達成
【輸送の安全に関する目標】
・2025年度事故件数
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- 対人事故件数 0件
- 対物事故件数 0件
- 車両故障件数 0件
【高速乗合バス表示ガイドライン】
【重大事故・災害等の緊急連絡体制】
飲酒検知器による検査及健康状態チェック
乗務員は、乗務前に運行管理者と対面で健康状態の確認とアルコール測定を受けるとともに、血圧計、簡易心電計を用いて自らの健康状態に異常がないか確認します。さらに、乗務点呼時には、運転取り扱いに関する指示事項、注意点、変更時などを確認し、安全確保に努めています。
最新バス導入と、運行前の入念な車両チェック
【最新バス導入】

- 最先端の「衝突被害軽減ブレーキシステム(PCS)」
- 前方不注意を警告する「ドライバーモニター」「車線逸脱警報」
- ドライバーに異常が発生した際に、乗務員やお客様の操作により減速して停止する「ドライバー異常時対応システム(EDSS)」
- 車両安定制御システム(VSC)、電子制御ブレーキシステム(EBS)
- 最新列ELR付3点式シートベルト、2列目以降ELR付2点式シートベルト
【運行前の入念な車両チェック】
- 1. タイヤチェック
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運行前に、必ず点検ハンマーを使いタイヤに異常がないか確認をしています。
- ①ナット(クリップナット)の緩みの確認
指をナットの反対側に当て、点検ハンマーでナットを叩きます。指に振動がない場合は正常ですが、振動がある場合は問題があり、タイヤが外れることがあるので注意して点検しています。 - ②空気圧の確認
点検ハンマーでタイヤを叩きます。空気が入っていると、「ポーン」という音と共に跳ね返りがハンマーを持つ手に伝わりますが、空気圧が低いとありません。ちょうど良い空気圧にしなければ破裂する恐れがあるので注意して点検しています。 - ③溝の確認
タイヤの溝が適切にあるかどうか確認しています。溝がない(スリップサイン)が出ていると点検時、スリップを起こしてしまう場合もあります。また溝に大きな石が挟まっているとパンクの原因にもなります。注意して点検しています。
- ①ナット(クリップナット)の緩みの確認
- 2. エンジン、ブレーキチェック
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一日一回、特に安全上重要な装置であるブレーキやエンジン等に機構に応じたより丁寧な点検を適切な時期に実施しています。
- ①ブレーキ・ペダルの踏みしろ、きき
エンジンをかけた状態でブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間や踏みごたえが適当であるか、またブレーキ油の液量を点検しています。 - ②エンジン(原動機)のかかり具合、異音や低速、高速の状態
エンジンを速やかに始動し、スムーズに回転するかを点検します。また、エンジン始動時及びアイドリング状態で、異音がないかを点検します。
エンジンを徐々に加速した時、アクセル・ペダルに引っ掛かりが無いか、また、エンスト・ノッキング等を起こすことなくスムーズに回転するかを走行するなどして点検しています。
- ①ブレーキ・ペダルの踏みしろ、きき
- 3.その他点検について
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- ①灯火装置及び方向指示器に損傷がないか。
- ②ウインドウォッシャ液量、ワイパー払拭が良好か。
- ③エアタンクに凝水がないか・前運行において異常が認めれらた箇所が無いか。など入念に点検を行っています。
